「遊んで暮らす」のに必要な貯金額とは [ダイエット]

毎日毎日、通勤電車に揺られ、上司に怒られ…。そんなストレスフルな日々に疲れ切ったサラリーマンなら、一度は「仕事を辞めて遊んで暮らしたい」なんて考えてしまったことがあるのでは? 現実逃避とは分かっていても、つい妄想せずにいられない憧れのリタイアライフ。そこで、ファイナンシャルプランナーの大竹のり子さん協力のもと、25歳で仕事をリタイアし、その後の人生を遊んで暮らすために必要な貯金額を皮算用してみた。

ちなみに総務省の家計調査による全国全世帯の消費支出平均は月24万7223円(平成23年度)。25歳から定年65歳までの支出を合計すると単純計算で1億1866万7040円となる。「それに、定年後に必要といわれる貯金額3000万円を足して、約1億5000万円程度あればとりあえず一生食うには困らないと思われます」(大竹さん)

なるほど…。そこまで貯める努力はさておき、1億5000万円あれば利息でプラスアルファの贅沢も可能。

「銀行の定期預金ではよくて0.1%程度の利回りですが、それでも預けっぱなしにしておくだけで利子所得は年15万円。そこから税金を引くと月平均1万円程度を受け取れることになります」(同)

ただし、これは生涯独身でつつましく暮らした場合。無職のまま家族を養ったり、定期的に海外旅行に行ったりするには苦しいので、もう少し”“おこづかい”が欲しいところ。手元にある程度の貯金を残しつつ、安定的に不労所得を得るおいしい方法はないだろうか?

「比較的低いリスクで安定的に利回りを得る方法として最も妥当なのは不動産投資です。例えば7000万円程度の物件をキャッシュで購入し年利回り6%で運用すれば、年間420万円。所得税や固定資産税、社会保険料、物件の修繕費などを差し引いても安定的に月25万円程度の収入を得られる計算になります」(同)

残り8000万円のうち2000万円を老朽化の際の大規模リフォーム代に回したとしても、月々の定期収入を得つつ6000万円は自由に使えるお金が手元に残る。子供ひとりを大学までやるのに約2000万円かかるといわれているが、2人を育てあげたとしてもお釣りがくる計算だ(ま、あくまで皮算用に過ぎませんが…)。

と、さんざん妄想話で盛り上がってしまったが、ここまで棚上げしてきた現実にそろそろ目を向けてみたい。そもそも1億5000万円もの資産をいかにして築くかという問題だ。月60万円ずつ貯金したとしても20年以上かかるわけで、正攻法ではとてもムリ。株やFXで増やすという手もあるが、「遊んで暮らす」というポリシーを掲げる者としては、ある意味サラリーマンより神経を使いそうなマネーゲームの世界に身を投じることは避けたい。

「身もフタもない話かもしれませんが、結局のところ普通に働いて月々の安定収入を得るというのが最も安全で効率のいい生き方なのではないでしょうか」とは、大竹さんの至極真っ当なご意見。いやはや、おっしゃる通りです。








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